備蓄 防災対策

インドネシアがパーム油の輸出禁止★個人ができる対策はあるのか?

 

今回は、先週末から今週あけに入ってきた

大きなニュースを取り上げたいと思います。

 

私は専門家でも何でもありませんが

いち日本人として個人生活をするにあたり

このニュースがかなり気になったので今回の動画を作ってみました。

 

私個人の見解ですので

こちらをご覧の皆様が各々ソースをお調べになることで

ご自身のご判断をよろしくお願いいたします。

 

このところの世界情勢により

様々なところに影響がさざ波のように広がっていくことがよくわかります。

 

YouTubeでもお伝えしています↓↓

インドネシアがパーム油の輸出を禁止するというニュース

4月26日のロイター通信からの引用です。

 

 インドネシア政府はパーム油の輸出禁止について、食用油で使用される派生商品が不足した場合、対象を拡大する用意がある。企業との会合で明らかにした。

 

政府高官が26日に述べたところによると、今月28日から禁輸対象となるのは脱酸・脱色・脱臭(RBD)処理をしたパームオレイン。パーム原油や他の派生商品の輸出は許可される。市場ではパーム油製品全般が輸出禁止になると受け止められていた。

 

ただ、政府は精製パーム油とパーム原油の国内供給状況を厳しく注視する方針で、「精製パーム油が不足すれば、さらなる輸出禁止を実行する可能性がある」としている。

https://jp.reuters.com/article/indonesia-palmoil-idJPKCN2MI09J

引用ここまで

 

じつは既に2022年1月からインドネシアはパーム油の輸出に規制をかけており

値段は高騰していました。

 

が、ここからさらに

手に入らなくなるかもしれないという状態に進んでしまったのです。 

 

すでに先行して各国産のキャノーラ油大豆油などが

次々と輸出規制がかかっていますが

ついにパーム油まで規制がかかる事態になりました。

なぜインドネシアは輸出を禁止するのか

 

インドネシアが今回、輸出禁止に踏み切った大きな理由は

昨年一昨年とパンデミックによって労働者不足からの産出の減少が起こったこと

そしてインフレが拡大している状況を受けて自国が消費する分の確保をするため

だそうです。

 

2021年から干ばつと、2022年の世界情勢によってのダブルパンチにより

世界中の食用油の生産量が激減しており、ヨーロッパ周辺からは

ひまわり油、大豆油を手に入れることがかなり難しくなっています。 

 

ヨーロッパ周辺で手に入れられなくなると

他の地域からは輸入できないのか?というところですが 

最大の大豆油輸出国であるアルゼンチンは

2022年3月中旬に大豆油の海外販売を一時停止し

その後国内の食糧インフレを抑えるために

大豆油の輸出税率を31%から33%に引き上げました。

 

つまり代替輸入候補として考えられていた国にも

規制がかけられてしまったということなのです。

 

手に入りづらくなった大豆油やひまわり油などの代替として頼りにされていた

パーム油がなくなってしまうということで

世界各国のバイヤー達は大変な局面に立っています。 

 

パーム油は生活にそんなに重要なのか? 

 

パーム油は「アブラヤシ」という植物から採れる無色無臭の植物油です。

その果肉からパーム油、種からはパーム核油がそれぞれしぼり取れます。

 

食品のほか、洗剤、化粧品などにも使われ

様々な用途がある原料です。

またバイオディーゼル燃料の原料にもなります。

 

それだけを聞くとあまりピンとこない

あるいは使ってないから関係ないと思われる方も多いかもしれませんが

様々に名を変えて原料として使われています。

 

パーム油は万能油

 

想像しにくい名称で原材料の欄に記載されているため

「見えない油」と称されることも多いそうです。

 

  • 植物油
  • 植物油脂
  • 界面活性剤
  • マーガリン
  • グリセリン
  • ショートニング

これらはなんと全てパーム油から作られるそうです。

 

私も今回のニュースを受けて調べてみて

改めて自分の生活にしっかりとパーム油が入り込んでいることに驚きました。 

 

食品でしたら揚げ物はもちろん、アイスクリームやチョコレート、

マーガリン、カレーまでもが含まれます。

 

今の日本の食卓にはほぼ欠かせない商品がズラリと揃っていますし

また外食用の食材、ファーストフード用にもほぼパーム油が使われています。

 

そしてパーム油は、なんと固めても溶かしても使え

他の植物油では補えない特徴をもつ万能な油です。

   

例えば、

マーガリン、チョコレート、アイスクリームなどには固めて

スナック菓子、カップラーメン、フライドポテトには、溶かして

それぞれ使用することができるのです。

 

 

摂りすぎることによって体への危険性や、

パームヤシを育てる土地確保のためにジャングルが伐採されるなど

自然破壊などへの影響も指摘されていますが

すでにかなり幅広くの商品に使われており

いま消えてしまうと日常生活が大変不便になってしまう方が大半だと思います。

 

試しに家の中にある洗剤や化粧品食品などで

「植物油脂」や「グリセリン」

と書いた品質表示があるものを全て集めてみると

その多さに驚くと思います。

 

洗剤や化粧品などにも使われている

 

パーム油が使われている日用品としてよく知られるのは

洗剤と化粧品で、グリセリンや脂肪酸など、様々な名称で使用されています。

(グリセリンは肌の水分が蒸発しないようガードし肌を柔らかくする成分です。)

 

グリセリンと言うとシャンプーやボディソープ、

アルコールジェルなどにも使われていますね。

 

そして、なんと歯磨きにも使われています。

 

要するに少しトロッとした半液体の商品にはほとんど

パーム油が使われているということです。

 

これは日本にもまもなくやってくる問題

 

日本はもともと資源をほとんど自前で賄えず、輸入に頼ってきましたから

小麦に並んで食用油も値上げどころか手に入らない可能性が高まったとなれば

関連企業の経営も大変になっていきますね。

 

今週明けに日本政府は

物価上昇に対しての対策を講じるとのことでしたが

それを待たずに自己防衛するに越したことはありません。 

 

まずは買い占めにならない程度に

商品がある間に自分の使う量プラス少し多めを確保していくか

またその上で使わなくていい生活を送れないかということを

並行して考えていかなければなりませんね。

 

今はまだ企業や工場ごとにストックがあるでしょうから

その分はひとまずは持ちこたえてくれると思いますし

値上げや生産数減少などの大規模な発表があるのは

もう少し先になるでしょう。

 

それまでの期間は

パーム油が使えなくなるかもしれないということを

当たるか、外れるかと占いのように見るのではなく

ひとまずは「なくなる」と仮定して

早め早めに備蓄としてストックしていくことが

重要だと思います。

 

個人単位ではどうすればいいだろうか?

 

報道があれば、もしかしたらパニック買いが起こるかもしれませんので

少しずつストックしながらも、今までいかにパーム油に頼った製品を使っていたか

ということを振り返り

それらがなくても生活できないかと考えることが必要になるでしょう。

 

私もこのニュースを受けていずれは手に入らなくなる可能性を視野に入れ

一応は、当面使うであろう今まで使っていたシャンプーや乳液、洗剤など

少し多めにキープしました。 

 

でも同時に、元々環境問題や健康問題もあったパーム油から卒業できて

意識を高く持たなくても自動的に無添加生活にシフトできると考えれば

絶望しなくてもいいのではないかと考えています。

 

実験気分で家の中にあるパーム油を使った製品を探し出し

それがなくてもできる生活をしてみるのが

今すぐに対策できる方法かもしれません。 

 

まずは練習、訓練と思って

例えば洗剤を使わずに洗濯する方法や

石鹸を最小限にして体を洗う方法、

油をできるだけ使わない調理方法など 

考えていくと頭の体操になり、逆に楽しみながら

代替案を模索することができるかもしれません。

 

今後も突然手に入らなくなる原料が出てくるかも 

 

今回の発表は突然でしたが

こんな感じで他の資源についても自国分のキープのために

禁輸措置を始める国が続々と出てくるかもしれません。

 

今までのように「店にあって当たり前」という常識がひっくり返ろうとしている時代を

まざまざと見せつけられている思いです。

 

今後も「スケールが大きすぎて自分に関係ない」などと思わず

海外ニュースに目を光らせ

自分がとれる対策を次々と考えて行った方が良さそうです。

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