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他人に迷惑をかけない承認欲求の満たし方について考えてみた

今回はよく聞く承認欲求のお話です。

 

これは人間の自然なものなので、完全に取り除くということはできません。

しかしレベルの上げ下げをできるのもまた人間だと思います。

 

承認欲求には

低位と高位の2段階があるようです。

 

低位の承認欲求は人に迷惑をかけがちです。

ただ、それを自分でうまくコントロールして高いところへ持っていくことができれば

周りの人みんなが平和で幸せになれそうだと考えました。

 

今回は私が考えてみた

他人に迷惑をかけない承認欲求の満たし方について

お話ししようと思います。

 

Contents

★承認欲求は2段階に分けられる

 

承認欲求、色々なところで見聞きする言葉です。

ネガティブな言葉として捉えられがちですが

これには2種類があるようです。

 

それは「自分の外へ向いたもの」と「自分の内側に向いたもの」です。

 

承認欲求が幼いもの(原始的)だと自分の外の方へ向き

他人に自分の賞賛を求め

それで自分の欲求を満たそうとしてしまうようなのです。

 

まだ若ければ自撮りや映えのするランドマークへ遊びに行ったことを

SNSにアップするのも欲求を満たすひとつの経験として

許してもらえそうですが

 

これがある程度年齢を重ねても自分の外に向いたままであれば

最近の言葉で言うと「教え魔」だったり

昔話、武勇伝や説教を延々と若い人に聞かせる

イタいおじさんおばさんだと煙たがられる残念な存在です。 

 

他人に迷惑かけないためには

精神的に大人になって、欲求をコントロールし

自己完結できるようになることだと思います。

 

マズローの五段階欲求

マズローの五段階欲求をご存知の方も多いと思います。

 

マズローの欲求5段階説とは

アメリカの心理学者であるアブラハム・マズローによって考案された

人間の欲求を5段階のピラミッド構造で表す心理学理論です。

人間の欲求は

「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の

五段階に分けることができ

それぞれの欲求が積み重なって1つのピラミッドを構成しています。

 

ピラミッドの頂上に近づくほどレベルの高い欲求になっていき

直接的には分かりづらいものになっています。

 

また、下の原始的、生理的な欲求からからきっちりと満たして

身の安心安全をしっかりと確保していかないと

ピラミッドの上の欲求にはたどり着けないとされています。

 

確かに、お腹が空いて睡眠不足で住む家も確保されない

生きるために必要な価値交換手段であるお金もないのに

自分の理想を実現させるところには到底たどり着かないと思います。 

 

人間の欲求の下から3段目までは利己的なもの

 

ピラミッドの下から4番目は承認欲求ですが、低位の欲求と高位の欲求があり

低位の欲求は3番目の「社会的欲求」と近い感じがします。

これが「外に自分の存在を承認させたい欲求」です。

 

わたしの今までの実体験、そして世の中を観察した印象からいくと、

5段階欲求で下から3番目まででとどまっている人たちは

人や社会のせいにしたがる他責思考から抜け出せないタイプが多いです。

 

そして、下から3番目までの要求が通らないと

騒いだり、怒ったりするという傾向があると感じます。

 

低位の欲求は他者からの賞賛を求め、

求めるあまりに衝突や見栄にもつながりやすいですが

 

高位の欲求は自己完結できるので

自分で自分を認められるようになると

穏やかで余裕を醸し出せ

周りにありがたがられる人になれるともいえそうです。

 

自己完結した後は「他を利する心」になり、さらに自己実現のために

レベルが上がって行きます。

 

これはきっと

自分のことだけを考えるのをやめるとかえって良いことがめぐってくることを

理解できるようになるからでしょう。

 

ここまで来るのには、欲求の段階の理解した上で

上位に行こうとする努力が必要ですね。

 

人間関係に振り回されている間は

低位の承認欲求から抜け出すのは難しいものだな思います。

 

低い所の承認欲求を 満たすことができないでいると

いつまでも自分のことばかり考え

短絡的で視野の狭い考え方から卒業できずに年老いてしまい

残念なことに人と関わりたいのに孤立してしまう恐れもあります。 

 

ですから自分で自分の承認欲求を満たせるように

工夫していくことが大切です。

 

★他人に迷惑をかけない承認欲求の満たし方とは

低位の承認要求は狭い範囲で満たそうとし

ダイレクトに他人に迷惑をかけがちなので

高い方に持っていくことを意識しないといけないなと思います

 

外へ向く承認要求は認めろと周囲に要求することですから

それを同じ量であっても1人に向けて要求するとかなり濃縮されてしまい

受け取る方は大変です

 

低位の承認欲求から抜け出す

低位の承認欲求から抜け出すためには、どうしたらいいのかと考えてみました。

 

まず自分を認め他人からの賞賛を欲しなくなるようにするために

環境を整えることが大事です。

 

例えば 片付けや部屋を整える観点から考えてみても

自己肯定感を高めるために

目に見える場所、環境をスッキリさせるのが

大切です

 

自分で自分を充分に認められるようになれば

他者からの賞賛を求める承認欲求を

もう満たさなくて大丈夫ですので

より人のために役に立って承認される

レベルの高いところに手が届くと言うわけです。

 

高度の欲求を満たすように意識する

自己完結でも充分満たされる高度の承認欲求ですが

目に見える形になるときは

例えばブログやツイッター、動画など

自分の考えをみんなにシェアしてみるのも一つだと思います。

 

技術やツールを駆使する必要がありますが

ごく身近なコミュニティにダイレクトアタックする類のものではなく

広くさまざまなところに発信する形となり

他人がいちいちしっかりと反応しなくて済むので

お互いに不満を持つことがほぼないのではないでしょうか。

 

それを何人もの人に分散していくと

中にはわかってくれる人というのも出現するということで

それが例えばインターネットの世界であったら

忖度なしに発信内容だけで判断してくれるということになります。

 

そうすると負担はなく、見たい時に見たい人が

素直に受け入れてくれる

という確率も上がるんじゃないかと思います。

 

また、言葉にすることで心の中でモヤモヤと思っていたことを言語化し

自分の主張がはっきりするということも兼ねています。

 

この言語化するという作業で

自分の承認要求が具体的に何であるのかをはっきりつかめれば

それが外に向かっている場合、意識して抑えるコントロールもできるわけです。

 

★昔の私

振り返れば私は

 

低位の承認要求のみで生きていて

 

・身近な人にすごいと思われたい

・頭がいいと思われたい

・オシャレだと思われたいなど

 

精神的に幼い要求ばかりでした。

 

身近な人に自分を承認させたいという要求は

承認させたいがための持ち物も増えていくばかりになっていました。

 

これが見栄の正体です。

 

承認欲求のレベルアップができないと

見栄を張り続けることになり

メンタルも削れ、お金も漏れていくのです。

 

★まとめ

自分のレベルを高めていこうと意識することが

人に迷惑をかけない承認要求の身につけ方になると思い

今回のお話にまとめてみました。

他人に迷惑かけないということは

自分が自分で認められるように精神的に大人になること

そうなるために努力することだと考えています。

 

 

今日はここまで。

 

 

 

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