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HSP 人間関係 本レビュー

対人関係で疲れる繊細さんのための日常対策4つ【本レビュー】

こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。

先日、以前より気になっていた
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

を読みました。

HSP専門カウンセラーでいらっしゃる武田友紀さんが
ご体験とカウンセリングの豊富な例をもとに
繊細さん(=HSP)の強みを活かす考え方を
解説しています。

 

私もHSP当事者として
長年いろいろとぶち当たってきた壁があり
その度に考えてきたことや打ってきた対策の
答え合わせとしてこの本を読んでみました。

 

今回この本を読んで

  • 特に役に立った
  • 心に響いた

部分を取り上げて
自分のやってきたことを照らし合わせてみます。

 

すでに読んだ方も、これから読む方も
実生活の参考にするとかなり楽に過ごすヒント満載です。

 

Contents

【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本】

 

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

 

★繊細さんの強みをいかす考え方がたくさん載っている

 

この本には
HSP気質を無理して変える方法ではなく
繊細さんの持つ特性

  • 深く考えられる
  • カンが鋭い
  • 人の感情が読める

 

などの活かし方を書いています。

 

繊細さんは
考え込みすぎたり先回りしてしまって疲れやすいため
がんばって世の中と同じ水準に並ぶことは
かなりエネルギーを消耗することです。

 

特性はそのままで
ものの見方や、やり方だけを変え
「非繊細さん」よりも長けている部分として
扱う方法を知ることができます。

 

繊細さんには敏感になるポイントがそれぞれあり
同じ事柄にも大丈夫な人と、耐えられない人がいます。

 

わたしも今回、この本を読むことで初めて知る傾向や
対処方法がありました。

 

【HSPのわたしが大いに共感した4つの対策】

 

本文には私が当事者として取り入れていた考え方がいくつもありました。
それらを「繊細さんの日常対策」として解説します。

 

★罪悪感を持たないこと

 

本文には
上司や同僚の機嫌が悪いのは
「私の仕事内容がよくないせいだ、あの時のミスが原因だ」
と決めてかかって、エネルギーを消耗する例が出てきます。

 

これはかなり心当たりがあり
私が現在進行形で努力していることの一つです。

 

自分のやっていることが全て
周囲の人の機嫌に影響していると思い込んで
怖がる傾向を持っているからです。

 

ほうっておくと
自分が全て悪いかのように考えてしまいがちなのが
繊細さんです。
相手の表情や仕草から、感情を読み取れてしまうからです。

 

でも、相手がいくら機嫌が悪くても

それは100%あなたのせいであるわけがありません。

 

そもそも自分のせいで全て機嫌が悪いなどと
自分の影響力を過信してしまっているから
そのように恐れてしまうようなことになってしまうのです。

 

たしかに、私も機嫌の悪く見える相手に
今の気持ちを伺うことは
もし自分のせいで機嫌を損ねていたら
切腹してお詫びしなければならないと思うくらい
恐怖の対象でした。

 

しかしそれは
思い込みの場合が99%
といっても過言ではありませんでした。

 

取り越し苦労とは、まさにこのことでしょう。

 

繊細さんが自分で思うほど
世の中の全ての罪を被っているわけではありません。

 

自分の問題と相手の問題を同じにして
1人で延々と考えすぎてしまっている可能性も高いからです。

 

かなり勇気のいることかもしれませんが
いくら察しても、相手がその感情になった理由は
当たっていない可能性が多いそうです。

 

なので
相手が抱いている感情の理由は
言葉できちんと質問して確かめることが大事
です。

 

繊細さんのネガティブな予想は
ことごとく外れていることが多いですので
尋ねることによって逆に安心できるようになります。

 

自分はそんなに世の中に影響与えるものではないと考えられると
とても楽になります。

 

★気づきすぎる自分を自覚し、お世話しすぎない。

 

また、周囲のことに気づきすぎてしまうがために
自分が全部お世話してまわり
周りがやらないことにイライラする

という人の話も出てきます。

 

しかし、逆の立場からしたら
「いつも重箱の隅を突いてイライラしている」
または「どうせあの人がやってくれる」
と「変わった人扱い」されているかもしれませんよね…。

 

自分はイライラ、相手は引き気味、
と誰も得にならない雰囲気が漂うくらいであれば
「気づいてもある程度なら対応しない」とルールを作り
当てはめてみるのです。

 

最初はやらない罪悪感で落ち着きませんが
ここを乗り切ると
思ったよりも周囲はきちんと動いている
ことに気づき
自分から背負いに行っていた肩の荷を
下ろせる時が
やってくるでしょう。

 

★相手のコンディションに釣られやすいことを自覚する

 

繊細さんでよくある話だと思いますが
機嫌の悪い人がそばにいると影響されて
自分もしんどくなってしまう
ことがありませんか?

 

そんな時も、相手の気持ちを想像しすぎず
先回ってお世話をしようと思わないことが大切です。

 

相手の投げたボールを全て取る義務はありません。
きつい言葉を投げられたときにも、全て受け止める必要はありません。

 

相手のコンディションに釣られ、動揺しやすいことを自覚したら
動揺した場合の自分をケアする時間を意識して取りましょう。

 

ネイルを凝ってみたり、
スキンケアをいつもよりリッチなものにランクアップするなど
ケアの内容も先に決めておくと気が楽です。

 

★自分の居場所は自分の中に作る

 

この本を読んで今回改めて認識したことのひとつに
「こちらの気持ちも察してほしい」と思う繊細さんが
かなり多いということがあります。

 

言葉にしなくても察せるのは
じつは繊細さんならではの特技なのです。
(ただし察した方向がネガティブに傾いているので大体外れるのですが。)

 

ですから、「非繊細さん」に
自分の気持ちが察してもらえないからといって
イライラするのは実はお門違いです。

 

「言葉にしなくても、わたしのことは全部わかってよ!」と
飛び込んでいくことは「依存」であって
これは相手との距離を測れていません。

 

依存しなくてもいいように
自分の居場所は自分の中に作るようにしましょう。

 

【この本から学ぶ、繊細さんの長所を活かす方法】

 

★「人は、自分のままで生きると元気だ」

 

「努力しないこと」とは
もちろん別で考えなければいけませんが
繊細さんは特に
自分のカンと感覚を肯定し
人に「それは違うよ」と言われたとしても
自分を信じることが大切です。

 

「人は、自分のままで生きると元気だ」
この言葉は、この部分を読んで
わたしが一番安心したフレーズです。

 

「人は自分のままで生きると元気で本領を発揮できる」
と著者の武田さんは背中を押してくれています。

 

その上で苦手と得意を見極めて
得意を活かした居場所で
伸び伸びと力を発揮できるのが
繊細さんにとっての理想ですよね。

繊細さんたちには
この本で一貫して伝えられているメッセージの
「苦手なことから逃げ、得意を伸ばす」のが大切です。

 

この考え方を取り入れて、楽に生きて行きましょう。

 

今日はここまで。

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