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【対策あり】財布の中身がカラになる恐怖から逃れるには?【生産性上げる】

こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。

 

たくさんあったはずのお金が
次の給料日直前にスッカラカンなんて事はありませんか?

大きな冷蔵庫を買ったのに
何故か食べない食料品でパンパンになっていたりする事はありませんか?

 

それらは同じ「パーキンソンの法則」というもので説明することができます。

今回は

あるお金を全部使い切ってしまう
なぜか収納や冷蔵庫がパンパンになってしまう

と言うお悩みをお持ちの方に読んでいただきたい記事です。

 

早速見ていきましょう。

 

Contents

【パーキンソンの法則とは】

 

名前が似ていますが
これはパーキンソン病のことではありません。

 

時間やお金をあればあるだけ費やしてしまう

 

といった法則が人間誰しも持っているということを
1958年イギリスの歴史学者、政治学者 パーキンソンが
自身の著書「パーキンソンの法則:進歩の追求」の中で提唱しました。

 

大きく第1法則と第2法則があります。

 

第1法則
仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する、

Wikipediaより引用

 

  • 受け持ちの仕事を締め切りギリギリまで引き伸ばして作業する
  • 頑張って高年収になったのに貯金が全然ない
  • どんなに大きな冷蔵庫を買っても必ず満杯になる
  • どんなに大きなクローゼットはあっても物でいっぱいになって容量が足りなく感じる

 

これらのようなことはありませんか?

 

あってもあっても足りないという点は快楽のトレッドミルと呼ばれる
ヘドニックトレッドミル現象に通じるものがありますが
これらのいずれにしても、あまりに放置しておくと
実生活に支障が出てしまうものです。

 

 

【どんなパターンがあるか】

 

★第1法則の例(仕事の仕方)

仕事には第1法則が当てはまります。

 

定例会議の時間を埋めるために、薄い内容を引っ張る
締切がその日のうちに示されていない仕事は締め切り間際まで引っ張る

 

会社ではよくありそうな光景ですが
これではほとんど生産性がありませんよね。

仕事ができないと思われても仕方がありません。

 

★第2法則の例(お金)

 

第2法則には、収入と支出が当てはまります。
もらったお給料が月末になるとすっからかんという人は
ちょくちょくいると思います。

 

財布からお金がいつの間にかなくなる
ということがよくある人は
この法則にバッチリ当てはまっていると言えます。

 

★両方の例(収納)

 

収納に当てはめると、第1と第2の両方が当てはまります。

 

クローゼットは隙間があると物を詰めたくなり
いっぱいになるまで物を買う。
スキマ家具や百均の収納に目がない

といったところです。

 

これでは定義のところで書いたように
どんなに大きなクローゼットがあってもいっぱいになるのは仕方がありませんね。

 

【ほうっておくとどうなるのか】

 

対策せずに、そのままにしておくとどうなるかというと、
たとえば仕事だと
生産性が薄いとみなされます。

就業時間いっぱいに少ない仕事を引き延ばす
ということを繰り返していると
下手するとリストラの対象になりかねません。

 

また最近よく言われる老後破産ですが
その時に使い果たす癖があると
きっちりお給料もらえていた頃と同じように暮らすことで
生活水準を下げられずに
老後のためにたくさんあったはずの退職金
早いうちにすべて使い果たしてしまうということに繋がるようです。

 

このお金の使い方を個人事業で置き換えると
出た利益を全て浪費と消費で使い果たすことにあたります。

 

経費にもならず、税金も持っていかれ放題だし、
事業が回転せず先細りの将来しかありません。

 

 

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【対策】

 

★仕事

仕事では締め切りを細かく区切るように心がけます。

 

例えば会議であれば
朝一番で午前中いっぱい使うのではなくて、
就業前の1時間で行うことを提案してみるなど。

 

またタスクも
細かく1時間や30分などで締め切りを設定し
緊張感を持たせていきましょう。
これを消化すると達成感の積み重ねにも繋がるので
モチベーションアップにもなり、一石二鳥です。

 

★金額

 

お金は用途によって分けましょう。
貯金用と消費用では完全に口座を開けた方が良さそうです。

 

そして、支出はメモでもアプリでもいいので
全て記録をつけることです。

 

面倒であっても目で見ていかないと
支出の金額が膨らんだ時に痛みを把握できないからです。

 

先取り貯金などで自由になるお金の上限を設定し、
手元からなるべく引き離すようにしてください。

 

ただし、初めから低く設定しすぎてストレスにならないように。
ストレスがあると反動で逆に余計な支出につながってしまう恐れがあります。

 

★収納

 

収納に関していうと
小さい収納に入り切る少ないものしか持たないという
ミニマリストの発想が
パーキンソンの法則に対する対策として、
ぴったりいい頃合に当てはまると思います。

 

大きな収納を持てば持つほど
その中には使わないガラクタが詰まっていきます。
収納を増やしたくなったら持ち物を再確認してみてください。

 

★ちなみに私の場合

お菓子を買い置きすると
我慢できずに
全て食べてしまうことが自分でわかりきっているので
割高ではありますが食べきりサイズを買うと決めています。

 

自制心と見通しを立てられると
対策を立てられたことになりますね。

 

【パーキンソンの法則を自覚しよう】

 

パーキンソンの法則は人間誰しもにある無自覚の法則で、
これを自覚して
少しでも法則に当てはまることを減らそうと
上記の対策に取り組むことで自分の住んでいる環境もかなり改善します。

 

この法則に当てはまらないように
締め切りを細かく設定しようと心がければ生産性が上がりますし、
工数と経費を抑えられるようになります。

 

これは会社の仕事ばかりではなく、
物で溢れた生活空間から卒業できて
貯金ができるようになるなど
個人の生活にもたくさんのメリットが挙げられます。

 

何が起こるかわからない世の中だからこそ
お金や時間などの資源は大切に使い、
余計なものは手放すというメリハリをきっちりつけるためにも
このパーキンソンの法則を気にかけて生活を送ると良いと思います。

 

今日はここまで。

 

友達でもない、上司でもない相談相手『mentors』

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